【萩】待望のコンビニ 見島にオープン!
2020.04.08
JA山口県萩統括本部は4月4日、萩市沖合の離島・見島に島内初のコンビニエンスストア「島のよろずや ポプラ見島店」をオープンしました。

島内では近年、個人商店の事業継続が難しくなっており、島民から生活店舗の設置要望が強くあがっていました。JAでは、単独での事業開始は困難なことから、一昨年より萩市、山口県漁協とともにコンビニの設置を検討し、JA山口県見島事業所に併設していた旧商店を改装。JAがコンビニのポプラ(本社・広島市)とフランチャイズ契約を結んで運営を開始しました。総事業費約5200万円。萩市、山口県、前年度改修費の引当金に加えJA三井リースの活用により実現しました。

当日はオープン式典が行われ、藤道健二萩市長ら約40人が参加。テープカットや餅まきをしてオープンを祝いました。初めてコンビニを利用するという住民は「品揃えが多くて助かる。野菜や魚があるのも嬉しい」と笑顔を見せていました。阿部正和店長は「地域の方に喜んでもらえて嬉しい。今後は住民の希望に合わせて商品を揃えたい」と話しました。

店舗面積は約90平方㍍。営業時間は正月三が日を除く午前9時半から午後7時。一般的なコンビニサービスだけでなく、地元生産者が丹精込めて育てた新鮮野菜や肉、とれたての海産物などを取り揃え、地域密着型の店舗を目指します。