【下関】「豊北梨」糖度良好
2021.08.10
山口県最大の赤梨産地の下関市豊北町で特産「豊北梨」の出荷が始まりました。開花が10日早く、例年より1週間ほど早い7月29日に「幸水」を初選果。豊北梨生産組合は豊北梨選果場で作業に追われ、10月上旬まで県内や神戸の市場に250㌧を送り出す見込みです。
同組合の3法人を含む6戸が約23㌶で、「幸水」「豊水」「あきづき」「新興」「二十世紀」の5品種を栽培しています。袋を掛けずに育てるため、糖度が乗るのが特徴。このたび出荷した「幸水」は、柔らかい果肉で果汁が多く、甘味が強い早生の赤梨です。
今年は天気が続いたため糖度が高く、少雨で玉太りは控えめです。組合長の静間元さんは「無袋栽培で糖度が高いのが取り得。自信を持って出荷する」と意気込みます。