JA山口県設立記念祝賀会を開催
2019.04.09
4月1日に誕生したJA山口県は9日、山口市で「JA山口県設立記念祝賀会」を開催し、行政関係者、JAグループ役員ら約130人が出席。県内全12JAが統合した「1県1JA」の新たな船出を祝いました。
金子光夫組合長は「合併は、あくまでも目的ではなく手段であり、未来の歴史を創るスタートだ。役職員が心や思いを一つにして、組合員や地域と向き合い、そして寄り添い、培ってきた経験を活かして、明日につながる変革にも果敢に挑戦し、農業を持続可能にするためにも我々が維持発展する組織に進化する事をここに宣言する」と力強く決意を述べました。
来賓として村岡嗣政山口県知事、柳居俊学山口県議会議長、JA全中の比嘉政浩専務理事、参議院議員であり山口県土地改良事業団体連合会の北村経夫会長が祝辞を述べました。村岡知事は「農業の発展に向けて本県も全力で取り組んでいく。そのためには農業振興の中核的な役割を担っているJA山口県、JAグループ山口との連携をより密にし、同じ目標に向かって突き進んでいく。これまでの伝統を重んじながら、新しいチャレンジにも取り組んでほしい」と期待を寄せました。
同JAでは、1県1JAのスケールメリットを生かした事業展開を計画。2019年度の事業計画では、販売取扱高274億円、購買品供給高185億円、貯金残高1兆2137億円、長期共済保有高4兆3217億円を目標としています。