地域情報 周南統括本部

【周南】表彰式で出荷者を激励、令和の時代を切り開く

2019.05.08

JA山口県周南統括本部「菜さい来んさい!出荷者協議会」は、平成31年4月23日に下松市のスターピア下松において2019年度の総会を開き、145名が出席しました。今年度の直売所販売目標7億5千万円で、改元前のスタートダッシュを切りました。

同協議会は1,401名の会員で構成し、需要のある農産物の安定した出荷と品ぞろえの充実に向け、リレー栽培を目的とした栽培カレンダーの周知・定着を目指しています。昨年度はリレー栽培を実践されている出荷者の圃場を同協議会の役員が見学するなど、情報共有を行いました。

また昨年度から表彰制度を設け、お手本となる出荷者を表彰することで、出荷者の生産意欲の向上を図っています。平成最後となる今回の表彰式では、直売所キャンペーンのアンケートで利用者からの支持が高かった生産者に贈られる「菜さい来んさい!貢献賞」に8名、リレー栽培に取り組んでいる優良者に贈られる「栽培カレンダー貢献賞」に2名が選ばれ、計10人が表彰されました。

「栽培カレンダー貢献賞」を受賞した長沼松雄さんは、「受賞出来て大変うれしく思う。高齢ではあるが、今後も夫婦で頑張って出荷を続け、消費者に美味しい白菜を届けたいです」と意気込みを語りました。

同協議会の白井智規会長は「昨年は7月の集中豪雨や秋作からの温暖な気候による影響で、農産物の生育など苦労も多かったと思います。今年度も引き続き、情報共有を図り、リレー栽培に取り組んで安定した生産と出荷を目指しましょう」と労いとエールを送りました。

総会では、平成30年度事業報告や2019年度事業計画など6議案が審議、全て可決、承認されました。


挨拶する白井会長


受賞し、思いを熱く語る表彰者ら


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