【下関】垢田トマト、品質の統一図る
2019.05.15
垢田出荷組合いきいきトマト部会は4月25日、目ならし会を開きました。
「垢田トマト」の最盛期に備え、部会員、市場関係者、JA職員、農林事務所ら約15人が参加。各ハウスを巡回して生育状況を確かめた後、垢田公会堂で実物を見ながら出荷基準の確認を行い、品質の統一を図りました。
目ならし会では色や形などの出荷規格や選別方法などを話し合った他、試食を行い糖度を確認。スイカ並みの糖度11を記録しました。
また、今年度から11~15玉(450㌘以上)入りの3Sの袋販売を開始。従来は6~10玉入りの2Sまででしたが、小ぶりでもより濃厚な旨味があるとして、販売を決めました。今年は病害虫が少なく、生育は順調です。
垢田地区は県内有数の産地で、濃厚な味わいが市場や消費者ら高く評価されています。部会では9戸が1.7㌶で栽培。例年並みの3月に初出荷し、7月下旬まで主に県内に100㌧の出荷を見込みます。
久保田剛部会長は「今年産は太りが良く、良好な品質になっている。豊作とみて、生産に努めるのでぜひ味わってほしい」と話しました。