地域情報 下関統括本部

【下関】「豊北梨」を初選果

2019.08.09

山口県最大の赤梨産地、下関市豊北町で「豊北梨」の出荷が進んでいます。豊北梨生産組合は8月5日、豊北梨選果場で「幸水」16㌧を初選果。10月中旬まで、宅配便、選果場などでの直売の他、県内や神戸の市場に向けて、430㌧の出荷を見込みます。

「幸水」は8月上旬頃から収穫できる早生の赤梨。柔らかい果肉に多くの果汁が含まれ、甘味が強いのが特徴です。同組合は3法人を含む7戸が28㌶で「幸水」「豊水」「あきづき」など5品種を栽培。今年は日照不足でしたが、梅雨明けからの天候に恵まれ、玉太りが良く、糖度が高くなりました。

静間元組合長は「予想以上に良い出来となり、糖度がのっている。ぜひ味わってほしい」と話しました。10月中頃まで同組合3法人の農園(寺畑農園・豊北第一農園・中原農園)では観光梨狩りが行われます。

同日は県立豊北・下関北高校のボランティア部が作業に参加。8月末まで箱詰め作業などを手伝います。

「幸水」を選果する組合員


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