地域情報 下関統括本部

【下関】特産エビイモ、本格出荷始まる

2019.11.20

山口県下関市菊川町特産のエビイモの出荷が最盛期を迎えました。JA山口県菊川町支所集出荷場で、菊川町海老芋(えびいも)部会の部会員らが選別、箱詰めを行い、出荷作業に追われています。
同町はエビイモの数少ない産地。エビイモはサトイモの一種で、エビのようなしま模様と形に作り上げることに由来しています。煮崩れしにくく、きめ細やかで甘みがあるのが特徴で、おせち料理や懐石料理、おでんなどで幅広く活躍します。
同部会の12戸が1㌶で栽培し、12月末まで北九州青果市場に向けて、10㌧の出荷を見込みます。今年は8月末の雨の影響で、土寄せが1回できなかったため、丸みをおび、やや小ぶりな出来となりました。
森本修司部会長(69)は「エビイモはおせちなどに使われる高級食材で、いろいろな使い方がある。若手を入れながら、特産品を守っていきたい」と話しました。

出荷作業に追われる部会員

エビのような形が特徴です


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