地域情報 下関統括本部

【下関】「ひとめぼれ」初出荷、出来に自信

2020.01.20

下関市特産「下関越冬甘熟みかんひとめぼれ」の出荷が1月15日、同市豊浦町の下関柑橘(かんきつ)選果場で始まりました。出荷量は昨年並みの10㌧を見込み、首都圏と市内の市場に2月上旬まで送り出します。
「ひとめぼれ」は通常より1ヵ月遅く収穫し、樹上で完熟させた早生・中生温州ミカンで、黒井・吉見地区を中心に下関柑橘組合の14戸が生産しました。厳冬期に果実に袋をかけ、寒さと鳥獣被害を防止し、出荷時にも傷の有無や形を確かめながら手作業で1玉ずつ袋に包むなど、手間がかかりますが、糖度は12度以上。糖度が高まる土壌条件となるよう、シートマルチを敷いて水分を調整することもこだわりの一つです。濃厚な甘みと滑らかな口当たりが評価されており、2014年に「やまぐちブランド」に登録されています。
今年産は小玉傾向で、酸は低く、高糖度に仕上がりました。安成英生組合長(70)は「最高のミカンに仕上がっているので、自信を持って出荷していく」と意気込みを語りました。
1月25日には同市伊倉新町のゆめシティでイベントを開き、ハート型ひとめぼれの販売や、先着100人にひとめぼれをプレゼントします。

自信を持って出荷してます

出荷作業で大忙し


お知らせ一覧に戻る