地域情報 下関統括本部

【下関】第12回食農教育実践報告大会を開催

2020.02.03

JA山口県下関統括本部は1月25日、第12回食農教育実践報告大会を開きました。JA、行政、学校関係者など約250人が参加。代表2校による活動事例の発表、パネルや動画での取り組み紹介などで、1年間に実施した食農教育を振り返りました。

下関市彦島地区の角倉小学校は、近くに水田がないため、バケツ稲を栽培。収穫した稲を、同校が所有する千歯扱きや唐箕を使って、脱穀と籾摺りを体験しました。また、「同地区に道の駅ができたら」という仮定で考えた商品も発表し、実践を通しての感想と意見を伝えました。
同市黒井地区の誠意小学校はインフルエンザによる休校のため、実際に発表することは叶いませんでしたが、事前に録画したビデオレターで参加。児童が野菜に扮し、農作物の生長を全身で表現しました。

家の光協会とJA全国女性組織協議会が主催する「おむすびキッズコンテスト」の表彰式も併せて行い、低学年の部優秀賞の大原夕侑さんと高学年の部優良賞の矢野暖大さんを褒章しました。

今年度の食農教育は市内29の小学校で実施。この他、中山間地域で農業を体験するキッズスクールや、12月第1金曜日に定める「おにぎりの日」、小学校・支援学校50校への『ちゃぐりん』贈呈などに取り組みました。

バケツ稲による米作り体験を発表する角倉小の児童


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