臨時休校で給食ストップ、JA昼食用米100キロ贈り支援へ一役
2020.03.05
JA山口県は3月3日、新型コロナウイルスの感染拡大防止による公立小中高校が休校で給食がなくなり、昼食が食べられなくなった子どもを支援しようと、NPO法人フードバンク山口に、精米100㌔を贈りました。県内では2日から休校する学校もあり、同法人がJAに依頼。緊急性が高いとして支援を決定しました。
山口市で本所総務課の田中操課長が、2019年産の県産「晴るる」を、同法人の今村主税理事長に手渡しました。
女性部の「台所からできる3ない運動」や食品ロスの削減、格差の縮小など国連の持続可能な開発目標(SDGs)につながる活動を実践する同JA。
経済的に苦しく支援が十分に届かない家庭や、児童福祉施設などに食料を支援する同法人の活動に賛同して急遽、無償で提供することにしました。
今村理事長は「『もったいないからありがとう』をキャッチフレーズに活動しています。お腹いっぱいになる主食の米の支援とJAの素早い対応に、感謝しています」と喜びました。
今村理事長(左)に米を手渡す田中課長(山口市で)