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【下関】初夏の柑橘「南津海」を初選果

2020.04.21

下関柑橘組合は4月16日、下関柑橘選果場で初夏の柑橘「南津海(なつみ)」の選果を始めました。種なしの新品種「南津海シードレス」の出荷量は年々増え、食べやすさを売りにPRしています。
「南津海」は濃いオレンジ色の果皮と爽やかな甘味を特徴とし、外皮はむきやすく房ごと食べることができます。15戸が1.5㌶で栽培し、5月中旬まで主に県内に約30㌧を出荷します。2020年産は暖冬の影響で、例年より成熟が早い傾向。糖度が高く、程よい酸味でおいしく仕上がりました。
同組合は17年度から出荷を始めた「南津海シードレス」の増産を計画。「南津海」は種が1個当たり約7個含まれていますが、「南津海シードレス」はほとんど種がありません。昨年5㌧に対し、今年は全体出荷量のうち約9㌧を出荷する見込みです。
安成英生組合長は「糖度も高く、すばらしい仕上がりとなった。ぜひ手に取って味わってほしい」と自信を見せます。

「南津海」を選果する生産者

おいしい柑橘出来ました!


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