地域情報 下関統括本部

【下関】垢田トマト、出荷最盛期

2020.05.01

下関市で特産「垢田トマト」の最盛期を迎えました。小ぶりで果肉が厚く、フルーツのような甘さが特徴で、今年産の生育は順調。バイヤーからも高評価を得るトマトを、消費者に届けるため、連日出荷作業に勤しんでいます。
「垢田トマト」は全国的にも珍しい、接ぎ木をせずに種から発芽させる実生栽培で、11月に定植します。根を強く育てるために水分管理に気を遣い、水分供給を制限することで、糖度6.5度以上を維持する甘いトマトに仕上げます。今年は暖冬で、例年より半月早い2月下旬に出荷が始まりました。長雨がなく、病気が少ない傾向で、生産が安定し、出来は良好です。
生産を担う垢田出荷組合施設トマト部会は5戸で構成し、1.4㌶で栽培しています。7月上旬まで主に県内に向けて、例年並み100㌧を出荷する見込みです。部会長の池本清志さん(52)は「おいしいトマトができた。こだわりを持って作ってるので、手に取ってほしい」とPRしました。

「品質に自信あり」と垢田トマトをPRする池本さん


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