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県オリジナルの花1300本を飾り、癒しの空間の提供と県産花卉をPR

2020.05.19

新型コロナウイルス感染拡大のため東京五輪・パラリンピックが中止となり、聖火リレーで飾る予定だった県産花卉の行き場が失われました。そこでJA山口県は花卉生産者を応援するため、13日より県オリジナルのリンドウやプチソレイユなどの花束1300本を県内のJA施設内に飾り、県産花卉の素晴らしさをPRしています。

花卉業界に深刻な影響を及ぼしている新型コロナ禍。聖火リレーの中止で披露する場がなくなり、イベントも自粛ムードのためPRする機会を失いました。さらに高いコストがかかっていますが、販売単価の暴落で、原価割れで厳しい状況にあり生産者は苦悩しています。

このため県花卉園芸推進協議会は「こういう時だからこそ、少しでも多くの人に見ていただき、新型コロナで疲れた心を癒してもらいたい」とJA施設に装飾を提案し、JAもこれを快諾しました。往来する組合員や利用者へ癒しの空間の場を提供するとともに、ネームプレートやパンフレットを設置して県産花卉のPRを行っています。

JA組織広報部山田敦子部長は「花卉の情報だけでなく、生産者の想いを一人でも多くの人に伝わるように取り組みます」と意気込んでいます。

リンドウとプチソレイユを飾る山田部長(山口市で)


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