【萩】萩相島西瓜、出荷最盛!
2020.06.03
県内でスイカ出荷量の約6割を占める相島特産の「萩相島西瓜」の出荷が始まり、連日出荷作業に追われています。
3月下旬から4月上旬の不安定な天候の影響で着果に苦労しましたが、その後は順調に生育し、「シャリ感、甘味の良いスイカに仕上がった」と西瓜部会の田中勝浩部会長は自信を見せています。
萩相島西瓜は9戸が約5.5haの段々畑で栽培しています。1株1果どりによって甘みの強い大玉スイカは、2016年度に味や品質に優れる「やまぐちブランド」に登録されています。
新型コロナウィルスの影響で毎年行っている初出荷式が中止となり、コロナ禍を心配する島の若い主婦3人がスイカ柄のマスクと応援ポスターを制作し、島民一体となって島の特産を応援。8月下旬まで2万8000玉を出荷する予定で、県内量販店および萩市椿のJAファーマーズマーケットなどに並びます。

島民の手作りマスクを着け、出荷に励む田中部会長(写真右)