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牛肉の消費拡大へ一体、JA職員が「やまぐち和牛」の消費とPRで生産者支援

2020.06.15

新型コロナウイルスの感染拡大に伴いJA山口県では3月から、県内農畜産物消費拡大に向けた「たべる!のむ!かざる!産地応援プロジェクト」に取り組んでいます。これは新型コロナに苦しんでいる県内農家を応援するための活動で、今回は県内の肉牛生産農家の応援を目的に「やまぐち和牛」2頭分を仕入れ、JA職員に牛肉の販売を行いました。6月5日山口市のJA本所では、牛肉約250パック(1パック200㌘から500㌘)が届き、予約注文していた職員に手渡しました。職員へ積極的に販売することで牛肉の消費拡大だけでなく、改めて「やまぐち和牛」のおいしさ、素晴らしさを再認識してもらい、組合員や利用者へアピールして消費拡大につなげることが狙いです。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策に伴う外出自粛で外食需要は低迷。黒毛和牛肉の需要が落ち込み、「和牛肉価格の下落で、畜産農家が大変な状況になりつつある」との声があがっていました。このため同JA畜産課が中心となり、生産者を支援するための企画を打ち出しました。JAの職員2192人を対象に「やまぐち和牛」2頭分を買い取り、部位9種類に分けた約1300パックを販売。注文書を配布し、とりまとめたところたちまち完売となりました。
同JA販売部の杉原寿信部長は「今回の『やまぐち和牛』消費拡大支援はJA一丸となった取り組みで、役職員にはしっかりとPRして欲しい。牛肉だけでなく県産農畜産物の消費拡大運動にも、今後もしっかりと取り組みたい」と意気込んでいます。

「やまぐち和牛」の消費拡大を呼び掛けるJA職員(山口市で)


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