地域情報 下関統括本部

【下関】酒米「西都の雫」管理徹底を

2020.08.04

山口県下関市の豊田「西都の雫(しずく)」生産部会は7月28日、同市豊田町の圃場で現地研修会を開きました。生産者、JA、農林事務所など約20人が参加。現物や調査圃場のデータを確認し、今後の管理を話し合いました。
酒造好適米「西都の雫」は、「穀良都(こくりょうみやこ)」と「西海222号」の系譜を持つ県オリジナル品種。6法人と19戸が、約45㌶で栽培しています。茎数が少し多い傾向で、生育進度は平年並み。日照不足が続いているため、出穂期は昨年並みかやや遅れる見込みです。農林事務所は、幼穂長を確認して適期に肥料を散布する他、トビイロウンカやコブノメイガなどの病害虫対策をするよう呼び掛けました。
福本信亮部会長は「指導に従って管理を徹底し、良い米を作りたい」と話しました。

良い米を作るために現地で学びました


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