地域情報 下関統括本部

【下関】生育状況・気付きを看板に記入、栽培管理に役立てて

2020.08.04

JA山口県下関統括本部は、水稲圃場に設けられた看板に生育状況や気付きを定期的に書き込み、良質米生産に向けた栽培管理を促す取り組みを始めました。組合員が見やすい身近な場所に設置し、法人や個人農家の現状確認に役立てます。
きっかけは組合員からの指導要望です。限られた人員と時間で、全ての圃場に出向き、指導をして回るのは限界があるため、いつでも誰でも見れる地域の「指標田」と位置づけ、看板を設置しました。営農指導員1人につき1カ所、代表的な圃場を選定して、内容を公開することで指導をカバーすることが狙いです。下関管内で16カ所に設置し、収穫までの期間、月3回書き込みます。
看板はA3版で、ホワイトボードのため何度でも書き込みが可能。同統括本部が水稲の収量・品質向上を目指して実施する「9つの重点項目」に沿い、土づくりから仕上げの管理まで記録します。管理目安も記し、気付きに枠を大きく割きました。
JA下関西部営農センターの大野秀治営農指導員は「地域の組合員が月3回集まれる指導の場所になって、みんなの目指す良い米を作りたい」と話しました。

見に来て、栽培管理に役立ててくださいね


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