地域情報 下関統括本部

【下関】梨のシーズンが到来しました!

2020.08.17

8月から下関管内で、続々と梨が出荷されています。産地自慢の、甘くてシャキシャキした美味しい梨を味わってみませんか?

【豊北梨生産組合】
山口県最大の赤梨産地の下関市豊北町で、8月6日から「豊北梨」の出荷が始まりました。10月中旬まで、県内や神戸の市場に向けて、260㌧の出荷を見込みます。
豊北梨生産組合は3法人を含む7戸が28㌶で「幸水」「豊水」「あきづき」「新興」「二十世紀」の5品種を栽培しています。8月上旬に出荷した「幸水」は早生の赤梨で、柔らかい果肉に多くの果汁が含まれ、甘味が強いのが特徴です。
開花期の霜で着花が悪く、7月の日照不足で生育に遅れがありましたが、糖度が高く、良好な品質に仕上がりました。組合長の静間元さん(76)は「袋をかけずに栽培することで、糖度がのった『豊北梨』ができている。ぜひ、味わってほしい」と自信を見せます。

【豊田梨共同出荷組合】
下関市の豊田梨共同出荷組合は8月3日から、特産「豊田梨」の選果作業に追われています。暖冬による交配不良、開花期の低温で着花率がやや抑えられましたが、糖度は平均値を上回り、高品質に仕上がっています。
同組合は20戸が17㌶で、やまぐちブランド「下関豊田の豊水」を始めに「幸水」「二十世紀」など6品種を栽培。10月中旬まで、360㌧を目標に県内市場へ出荷します。
組合長の山田正信さん(66)は「秋の訪れを感じる梨の季節が始まった。瑞々しい梨を食べて『病気なし』で健康に気をつけてほしい」と話しました。


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