地域情報 萩統括本部

【萩】新嘗祭献穀米の抜穂式が行われました

2020.09.25

11月に行われる宮中行事、新嘗祭(にいなめさい)に山口県代表として献納する米を収穫する抜穂式が9月12日、萩市上小川の献穀田で行われました。
新嘗祭は、天皇陛下が全国各地の新穀を神々に供え、五穀豊穣を祈り収穫に感謝する歴史的・伝統的な行事です。
武氏八幡宮宮司による神事が執り行われた後、奉耕者の「農事組合法人日の出」代表理事の橋本忠男さんご夫妻や関係者が、18アールの田に入り、鎌を使って丁寧に「コシヒカリ」を刈り取りました。
橋本さんは、「長雨と猛暑、連続の台風襲来、ウンカの異常発生と非常に厳しい状況でしたが、良いお米ができた」と栽培管理に苦労しながらも収穫の日を迎えられた喜びを話されました。
刈り取った稲は、自然に乾燥させるためはぜ掛けをし、一粒一粒選別された後、11月23日に宮中で行われる新嘗祭献穀式で1升が献納される予定です。

抜穂の儀を執り行う奉耕者の橋本さん


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