【岩国】岩国れんこん出荷式開催される
2020.09.28
岩国れんこん振興協議会は18日、岩国市の特産品「岩国れんこん」の出荷式を岩国市尾津町の岩国市地方卸売市場で開催しました。この日は、約400キロを宇部市に向け出荷しました。
岩国れんこん振興協議会会長である岩国統括本部の善村修之本部長は、「新型コロナ対策のため規模縮小となったが、岩国を代表する農産物である岩国れんこんの出荷式を今年も開催することができ、大変うれしく思う。生産者の皆さんの並々ならぬご苦労により、岩国れんこんは、シャキシャキした歯ごたえで柔らかく粘りがあっておいしいと消費者から高い評価をいただいている。出荷式を通じて、岩国れんこんをますますPRしたい。」と強調しました。
今年は、梅雨明けの遅れや8月の猛暑、2つの台風などの影響が心配されましたが、まずまずの生育状況です。主な品種は白花種で、管内約200人の生産者が、200ヘクタールほど作付けしています。天候の影響で、来年5月までに昨シーズンより1割減の2,210トン程度の出荷が予想されます。
出荷式には、岩国れんこん生産者ほか関係機関から約30人が参加し、来賓の福田良彦岩国市長や岩国れんこんマスコットキャラクターの「はぁすちゃん」が会場を盛り上げました。

岩国れんこんの出来具合を確認しながら箱詰めする参加者