地域情報 下関統括本部

【下関】「吉田のサトイモ」一足早く出荷

2020.10.08

JA山口県下関吉田園芸組合さといも部会は10月2日、下関市の吉田集出荷場で特産サトイモを初出荷しました。2020年は早生に重点を置く栽培計画を組み、出荷は例年より20日早くなりました。台風で茎葉の裂傷、倒伏がありましたたが、出来は良好です。

「吉田のサトイモ」は粘り気があり、煮崩れしにくく、やわらかく、うま味があるのが特徴。コンプレッサーで水を使わず泥を落とし、調製するので「見た目が良い」と好評です。8戸が70㌃で栽培し、3月まで新下関市場へ約10㌧の出荷を見込みます。

今年は分離機を導入し、労力軽減を図ります。部会長の田中秀雄さんは「市場からは高く評価され、品質には自信がある」とPRしました。

地元特産物の加工事業に取り組む里山工房よっちゃんが開発した「下関里芋かるかん」を、9月中旬から東行庵(土曜限定)で、200円で販売しています。しっとりと甘い味わいが口の中に広がる逸品です。

 


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