【下関】特産エビイモ出荷始まる
2020.11.16
山口県下関市菊川町で11月9日、特産エビイモの出荷が始まりました。下関市のJA山口県菊川町支所集出荷場で、菊川町海老芋部会の部会員らが12月末まで、選別、箱詰めなど出荷作業に追われています。
エビイモは、サトイモの一種で、エビのようなしま模様と形に作り上げることに由来。煮崩れしにくく、きめ細やかで甘味があるのが特徴で、おせち料理などで重宝される高級食材です。同町は県内唯一の産地で、1987年に栽培を始めました。
今年は6、7月の長雨と日照不足、8、9月の少雨で、芋は小さめですが、味は抜群の仕上がり。10戸が約1㌶で栽培し、10㌧を北九州市場に送り出します。部会長の森本修司さんは「味に自信がある。30年以上続くブランドを守っていく」と意気込みました。