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山口県産和牛統一ブランド名称発表「やまぐち和牛燦」をよろしく

2020.12.22

JA山口県と県、県食肉公正取引協議会などで組織する山口県産和牛ブランド推進協議会は16日、新たに創設した県産和牛統一ブランド「やまぐち和牛燦(きらめき)」を発表しました。2種類のシンボルマークも発表し、新ブランドで販売も開始。消費拡大キャンペーンや食肉市場での宣伝活動など県一体で県産和牛の品質の高さを全国に発信し、認知度向上と販路拡大で安定的な肉用牛経営を進めていきます。

「やまぐち和牛燦」は(1)牛肉生産を目的に飼育された黒毛和種の牛肉(2)最終肥育産地と全飼育期間の2分の1以上が県内(3)日本食肉格付協会による格付が肉質等級4以上—を定義として設け、取扱店登録制度を採用します。
取扱店の登録を希望する食肉事業者や販売店などは登録申請し、適正と認めればブランドシールを貼付して販売することができ、すでに販売店は17店舗、食肉事業者は13事業所が登録しています。
肥育経営は、飼料価格の高騰、高齢化に加え、新型コロナウイルスの影響で、今までにない厳しい状況に直面しています。一方、2017年に宮城県で開かれた第11回全国和牛能力共進会では、山口県の代表牛が肉牛の部で3位に入賞するなど、品質の高さで評価を得ています。
JAなどでは一層の認知度向上、需要拡大に努めて今年9月、食肉事業者、関係団体や行政の同協議会を結成し、ブランド化を進めてきました。協議会会長を務めるJAの金子光夫組合長は「やまぐち和牛燦がさらなる畜産業の発展につながることを期待する。生産者とともにキラメいていきたい」と意気込でいます。

シンボルマークを披露する関係者(山口市で)

「やまぐち和牛燦(きらめき)」をPRする金子会長(山口市で)


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