【下関】農機具安全使用講習会、5年目を迎える
2021.04.16
JA山口県下関統括本部女性部が、部員を対象に開く農機具安全使用講習会が5年目を迎えました。女性部員自らが農業機械の操作を覚え、農業後継者として取り組むことを目的に開始し、4年間で459人が参加。講習を通して農機具を購入する人もいるなど、農作業に触れる意欲を培っています。
講習会は管内6ブロックで順次開催。
4月12日はJA山口県下関育苗センターで、下関東部ブロックの部員15人が農機具の取り扱いを学びました。電動工具メーカーのマキタの協力を得て、草刈機、管理機、チェーンソーなど9種類を揃えました。使用上の注意点を説明した後、各自気になる農機具を手に取り、実演しました。
参加した和田明子さんは「新しい農機を見て、手にとって、わからないことをすぐに教えてもらえる。身近な講習会を設けてもらえて、うれしい」と話しました。
山口県では年間約8人が農作業事故により亡くなっています。
安全に使用し、気をつけて農作業に取り組みましょう!