【萩】ドローンによる水稲直播の試験栽培を実施
2021.06.15
萩市小川の農事組合法人本郷原は、育苗・田植の省力化を図るため、ドローン(小型自動無人飛行機)を使用し、業務用米「大粒ダイヤ」の水稲直播の試験栽培に取り組みました。
同法人はこれまでも手作業による直播を実施していましたが、今年は下関市の種苗会社「ピーエスピー株式会社」の協力を得て、5月中旬に鉄コーティングした種もみのドローン散布を行いました。鉄コーティング種子は種子の比重調整ができ、湛水播種が可能で鳥害抑制効果といったメリットがあります。
同法人理事の美原喜大さんは、「農作業の省力化を進めていく中で、ドローン直播は選択肢の一つ。効果があれば続けていきたい」と話しました。

ドローンによる水稲直播種