地域情報 下関統括本部

【下関】ハロウィーンの取り組みを一挙紹介!

2021.11.18

 下関管内ではハロウィーンカボチャを生産しており、JA山口県下関花き部会の中には「ハロウィンかぼちゃ専門部」がある…ってご存知ですか?
その取り組みの一部を紹介しますので、是非ご覧ください。

★ハロウィーン×クジラで地域活性化!

 2021年から、街をあげて、ハロウィーンカボチャとクジラで地域活性化を目指す取り組みが始まりました。
下関市は水産業が盛んで、近代捕鯨発祥の地。日本の国際捕鯨取締条約脱退を受けて、2019年から国内唯一の沖合商業捕鯨基地になりました。ハロウィーンカボチャのPRを模索した専門部は、鯨油に着目。吉田総合テクノが鯨油の無臭化に成功し、化粧品や食品など用途に応じた精製方法を確立したことや、同市豊北町がツノシマクジラ発見の地でもあることも後押しになりました。
「ハロウィーンカボチャの街豊北」と「くじらの街下関」を合わせてPRし、SDGs(持続可能な開発目標)を兼ねた、農業と漁業のコラボレーションを実行します。

鯨油のキャンドルで灯したカボチャ

 「商業捕鯨は鯨油に始まり、灯火用燃料として利用された。キャンドル作りは“原点回帰”といえる」と話すのは、下関くじら文化振興室長の岸本充弘さん。未利用部位を使うため、SDGsにもつながります。10月8日は、市立豊北小学校の6年生が、鯨油キャンドルを制作。温めた油をカップに注ぎ、市販のろうそくを立てました。固形に仕上げた作品はカボチャの内部にセットし、10月31日と11月1日に角島灯台公園で開かれた「つのしまハロかぼ夢フェスタ」で灯しました。

使用済みカボチャを花と一緒に…

 ハロウィーンが終わると、ランタンや装飾用のカボチャは処分しなければなりません。時間が経てば腐り、廃棄方法に困るという声もありました。
 専門部の中司武敏部長は「せっかく作ったのだから、最後まで大事に使ってもらいたい」と、カボチャを再利用し、花と育てることを提案。カボチャを切って、中身をくり貫き、土に帰すことで、カボチャの水分が花を育てます。SDGsに加えて、イベント終了後も地域を彩る取り組みです。
 クジラと連携した地域おこしを兼ねて、肥料には、鯨骨を砕き、鶏ふんと混ぜて発酵させた試験肥料を使いました。

★お風呂でもハロウィーン!

 10月30、31日の両日、温浴施設に観賞用カボチャを提供し、ハロウィーンを盛り上げました。バラと一緒にカボチャを風呂に浮かべ、季節の行事を楽しんでもらうもので、県内初の取り組みです。

楠こもれびの郷にて

 コロナ禍で打撃を受けた花き業界と温浴施設業界。宇部市の楠こもれびの郷と山口市の道の駅願成就温泉で、感染者減少の状況を踏まえて、「変わり風呂」を再開しました。ハロウィーンシーズンのため、専門部の提案で、従来から取り組んだバラ風呂に加えてカボチャを投入。カボチャは合計約100玉を提供しました。
 色とりどりのバラの中をカボチャがたゆたい、豊かな香りやぷかぷかと浮かぶ姿が入湯客の心を癒しました。


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