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山陽小野田市で献穀米のお田植式 豊作を祈願

2022.06.15

宮中行事「新嘗祭」に献上する献穀米のお田植式が6月11日、山陽小野田市の花本敏夫さんの水田で行われました。新嘗祭は、天皇陛下が全国各地の新穀を神々に供え、五穀豊穣を祈り、収穫に感謝する伝統的な行事です。

斎田清秡(さいでんせいばつ)の儀

同市での献穀米栽培は約40年ぶり。神事の後、花本さんは、藤田剛二山陽小野田市長をはじめとする来賓や、伝統的なかすり装束の早乙女とともに献穀田11アールに「ヒノヒカリ」を植え付けました。
奉耕者に選ばれた花本さんは、地域の稲作栽培をリードする傍ら、地域医療にかかわるJA山口厚生連の経営管理委員会副会長としても活躍されています。2年前に認定農業者であった父を引き継ぎ、本格的に農業を始めました。

献穀田で田植えをする花本さん(右)

花本さんは「大役をいただき身に余る思い。献上米にふさわしい質の良い米になるよう励んでいく」と意気込みを話されました。

今回のお田植式には、早乙女として花本さんの孫である梅木ゆずさんと吉山さなさんも参加し、「楽しかった」「緊張したけど、上手に出来てよかった」「秋に立派なお米ができてほしい」と話しました。
献穀米は10月上旬ころに収穫される予定です。

玉串を奉納する梅木さん

秋の豊作を祈願しました


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