地域情報 下関統括本部

【下関】寒干しダイコン出荷開始

2023.02.28

吉母寒干組合は2月7日、下関市の旧JA吉母支所で箸のように形を整えた特産「寒干しダイコン」の出荷を始めました。
品種は「白太郎」。皮をむいて縦に4等分に切り分け、10~14日間干して自然乾燥させた後、細長く形を整えます。出荷前には白さや傷の有無を確認し、等級別にそろえて関西の業者へ送り出します。

乾燥時期の寒波でダイコンが凍るなど、気候の影響で初出荷量は例年より少なめですが、3月末までに例年並みの約4000束(1束10本)の出荷を目指します。
業者からの評価は高く、出荷前から求める声が多く寄せられ、京都や大阪の高級料亭で振る舞われる逸品です。昨年度からは小さいものを地元直売所「いただきま~と川中店」への出荷もはじめました。
組合長の河内宏文さんは「温度管理が大切で手間がかかるが、良い質に仕上がった」と自信を見せました。

出荷準備をする生産者


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