【萩】『萩たまげなす』の出荷が始まりました!
2023.05.19
JA山口県萩統括本部は5月12日、萩市の萩青果市場で「萩たまげなす」の出発式を開きました。春先の高温で開花が早く、開花後の低温でやや生育にばらつきがでましたが、これから気温が安定し、順調な生育を見込んでいます。出発式当日は約240本を県内市場に出荷しました。
「萩たまげなす」は1本の重さが500グラム以上、長さが30センチ以上で一般的なナス3、4本分の大きさがあります。その大きさと味の良さに「たまげる(驚く)」ことから名づけられた伝統野菜です。独自の栽培基準で徹底した品質管理を行い、やまぐちブランド第1号に認定されています。一般的なナスと比べてあくが少なく、加熱すると多くのペクチンが可溶化し「とろり感」が増し、遊離糖量が多く甘みを強く感じるのが特徴です。
萩と長門の2市で栽培され、萩市では萩たまげなす専門部会3戸が約34アールで栽培しています。7月中旬までに2万2000本の出荷を目指しています。
同部会の藤山伸幸部会長は「多くの人に食べてもらって、大きさだけでなく味の良さにたまげて(驚いて)ほしい」と自信を見せました。

仕上がりに自信を見せる藤山部会長(右)