【萩】特産「福賀すいか」の大きさの秘密を知ろう
2023.05.24
JA山口県萩統括本部管内の福賀すいか部会は5月10日、阿武町立福賀小学校2・3年生児童を対象に、同町宇生賀の圃場でスイカ栽培の授業を行いました。同校の総合的な学習の一環で、「ふるさとの魅力発見」を目的とし阿武町特産の「福賀すいか」について理解を深めるため実施しました。
「福賀すいか」は標高350~400mの準高冷地で昼夜の寒暖差が大きい気候を生かし、1株1果どりで高糖度・大玉が特徴です。13キロを超えるものは「超天」と呼ばれプレミアムサイズとして人気となっています。
同部会の梅田将成さん(30)が講師を務め、病気に強くするため接ぎ木苗を使用しており、移植の際に折れないよう根元を持つよう植え方を説明しました。児童は梅田さんの指導のとおり丁寧に苗を植えました。5日ほどで葉が6~7枚になると新しいツルを伸ばすため芽止め作業を行い、7月末の収穫まで一緒に栽培管理を行います。梅田さんは「これから一緒に育てて『福賀すいか』がなぜ大きくて美味しいのかしっかり観察していきましょう」と話しました。

児童に苗の植え方を説明する梅田さん(右)