【下関】「吉田なす」出荷スタート
2023.06.15
山口県下関市吉田地区で6月9日、特産ナス「吉田なす」の出荷が始まりました。吉田園芸組合茄子部会は、同市のJA吉田野菜集出荷場に98箱(1箱5㎏)が持ち込んで目合わせし、北九州市場へ出荷しました。
同部会は9戸が約1㌶で栽培しており、11月上旬まで平年並みの約80㌧の出荷を目指します。
中山間地域の吉田地区は、気温の寒暖差が大きく、豊富な水資源で「吉田なす」を受け継いできました。品種は「大成」で果肉がやわらかく、色とつやが良いのが特徴です。丁寧に葉かきを行い、日光に当てることで、美しい濃紺色に仕上げます。食味と棚持ちの良さで市場からの高い評価を受けています。
同部会の川岡康男部会長は「11月まで約5か月間の長丁場になるが、多くのものを出荷できるように、部会員全員で頑張る」と意気込みました。