肥料価格の改定について
2023.06.20
-JA山口県からのお知らせ-
肥料価格情勢について
令和5年6月20日
山口県農業協同組合
組合員・利用者の皆様へ
平素より、JA事業にご理解ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
肥料については、製造・物流のコストや人件費等の上昇が続いているものの、世界的に原料の需要が落ち着いてきたことから輸入原料価格は値下げ基調となっています。
これに伴い、肥料価格は輸入原料を主体とする品目は値下げとなり、国産原料(石灰類や苦土肥料、ケイ酸質肥料、育苗培土及び有機質肥料他)を主体とする品目では値上げの傾向となっています。新聞報道では一般的な高度化成(窒素15、りん酸15、加里15)で全国平均28%の値下げとしていますが、あくまで一例であり、成分含量や原料により品目ごとに価格変動は異なります。
これまでに価格提示のあった品目では、値下品目は約4割で平均12%値下げ、値上品目は約3割で平均8%値上げ、据置品目は約3割となっています。
今回の肥料は7月1日の価格改定を予定しておりますが、今後、仕入先からの価格提示を受け、残りの品目も随時改定する予定です。
JA山口県としては、令和5年1月から12月までに予約で購入された肥料・農薬への営農継続支援対策(5%)での支援をはじめ、肥料メーカー・全農等との交渉を継続し、可能な限り価格引下げと安定供給に取り組んで参ります。
皆様には、是非、予約でのご利用について、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。