JA山口県周南統括本部花き生産部会リンドウグループと周南地域地産・地消推進協議会は7月20日から7月25日まで、周南市のJR徳山駅構内の情報発信コーナーでリンドウを展示し、花の魅力を駅利用者や市民へＰＲしました。
透明感のある濃青色が特徴のやまぐちオリジナルリンドウ「西京の夏空」を中心に、同駅近くの「みたらし生花店」がアレンジして制作しました。展示会場にはフォトスポットも設けられ、親子連れなどが花に囲まれて写真撮影を楽しみました。
初日の会場では、花きの消費に関するアンケートがあり、先着３０人にリンドウ１本がプレゼントされました。
この展示は５年目を迎え、地域の夏の風物詩として親しまれています。コロナ禍の中で、花きのＰＲを通じ、地元産リンドウの消費拡大や生産農家の応援につなげようと始まりました。
同グループは、周南市北部の標高３００メートルを超える夏季冷涼な気候を活かし、２００７年からリンドウの栽培に精力的に取り組んでいます。やまぐちオリジナルリンドウ「西京シリーズ」を中心に、同グループの１４人が県産リンドウの生産拡大や安定供給を目指し、栽培に励んでいます。
訪れた同市４０代の親子連れは「今回初めて、地元のリンドウの事を知った。鮮やかな青色に涼しさや和みを感じる」と笑顔で話しました。
周南地域地産・地消推進協議会の森実希さんは「展示を通じて、地元のリンドウの魅力を地域の人に広く知ってもらいたい」と期待を膨らませました。