【下関】「下関豊田の豊水」選果始まる
2023.09.01
下関市豊田町の豊田梨共同出荷組合が栽培している特産「豊田梨」が最盛期を迎えています。豊田梨選果場で8月23日、作業員約40人が選果作業にあたり、やまぐちブランド「下関豊田の豊水」を含む約3㌧の梨を県内市場に送り出しました。今年は台風などの影響が心配されましたが、例年並みの糖度と玉太りで、順調な仕上がりです。
同組合は18戸が15㌶で、収穫時期が異なる多様な品種を栽培し、10月中旬までに県内市場に向けて例年並みの300㌧の出荷を目指します。8月上旬に出荷される早生品種の「幸水」「なつしずく」に続き、8月21日には、やまぐちブランド「下関豊田の豊水」「二十世紀」を初選果しました。
組合長の山野重慈さんは「今年もおいしい梨ができた、家庭で味わってほしい」とPRしました。「豊田梨」は道の駅や直売所などでも販売しています。9月25日まで観光梨狩りも実施され、道の駅「蛍街道西ノ市」に案内所が設置されます。