JA山口県南すおう統括本部田布施イチジク部会が田布施町特産「田布施イチジク」として取り扱う3品種「桝井ドーフィン」、「蓬莱柿」、黒紫色の果実が特徴の希少品種「ビオレ・ソリエス」が出揃い、出荷最盛期を迎えています。
今年は梅雨明けからの天候に恵まれ、順調に生育。生産者の徹底した管理の下、良質な仕上がりとなっています。10月末まで約20トンの出荷を見込んでおり、県内市場の他、JA直売所や量販店と連携し、地元を中心に販売します。生果として出荷出来ない果実は、ジャムの加工用として出荷します。
同部会は同町、平生町、柳井市の農家18戸が1.5ヘクタールで栽培し、全員がエコファーマーを取得。環境に優しく安全・安心で品質の良いイチジク栽培に取り組んでいます。
同統括本部営農業務課の藤重祐二課長は「果実は傷みやすいため、良いものを消費者に届けるのに家庭選別は重要な作業の一つ。徹底を呼び掛けていきたい」と話しました。