ＪＡ山口県萩統括本部の紫福出荷組合は10月1日、特産西条柿の出荷を始めました。昨年、一昨年は遅霜の影響で収量が激減し、集出荷所での選果は3年ぶりです。萩市紫福の集出荷所には、早朝から生産者が次々にコンテナに入った西条柿を持ち込みました。
選果前の目合わせでは生産者が形や大きさ、傷や色づきなどを確認しました。等級ごとに選別し、渋抜き用のドライアイスと箱詰めにして、主に県内市場へ出荷します。今年産は台風の影響もなく、収量は平年並みに回復しました。
同組合柿部門代表の佐々木和則さんは「大きさ、品質とも良く仕上がっている」と自信を見せています。
出荷ピークの10月中旬には日量1トンを選果し、今年産は8トンの出荷を計画しています。