【下関】「吉田サトイモ」出荷スタート
2023.11.09
JA山口県下関吉田園芸組合さといも部会は10月18日、下関市の吉田集出荷場で特産「吉田のサトイモ」を初出荷しました。生産者がサトイモの目合わせを行い、46箱(1箱5㌔)を新下関青果に出荷しました。
今年は高温障害や害虫被害が例年に比べ少なく、仕上がりは良好ですが、部会員2戸が獣害に遭い、出荷は昨年の半数の3㌧の見込みです。
「吉田のサトイモ」は部会員6戸が50㌃で栽培し、粘り気があり、煮崩れしにくくて柔らかく、うま味があるのが特徴。収穫後、水を使わずに調整するため、見た目もよいです。
部会長の吉井克也さんは「吉田伝統のサトイモを伝えていきたい。半年間、よりよいサトイモを出荷していきたい」と話しました。

サトイモの品質を確かめる生産者