JA山口県岩国統括本部は11月2日、岩国市の栗選果場で岩国特産「岸根ぐり」の出荷式を開き、生産者やJA関係者約20人が出席しました。出荷量は夏の猛暑と、頻繁に出没する熊を恐れて、収穫に出向けないことも影響し、昨年に比べて約2トン減少の6トンとなる見込みです。初日は京都、大阪、広島、福岡の市場などに向けて計890kgを出荷しました。
岩国市立美和西小学校3年生4人が手伝って、関係者と一緒に10キロ箱を次々にトラックに積み、テープカットをした後、拍手でトラックを見送りました。同小学校の火室佳奈さんは「箱は重たかったけど、みんなに食べてもらいたいのでがんばった」と笑顔で話しました。
同統括本部の岡﨑信之本部長は「例年に比べ小ぶりだが、甘みはしっかりあり自信をもって出荷できる」と挨拶しました。