地域情報 周南統括本部

【周南】農大生栽培の酒米から純米吟醸完成

2024.03.29

山口県立農業大学校の学生達が栽培した酒米「西都の雫」を100%使った、純米吟醸「六三一(ろくさんいち)」が今年も完成しました。今年度は同校に新設した土地利用学科の学生達が酒米「西都の雫」を栽培しました。「六三一」は令和元年度に周南市の「株式会社はつもみぢ」の協力を得て開発しました。
酒米「西都の雫」は県内限定で栽培され、収穫した全量約1,200㌔を仕込み、l本720㍉㍑入り1,300本が出来上がりました。同社の原田康宏社長は「フルーティーで華やかな香りと、やや甘口ですっきりした味が特徴」と話します。
同学科の磯田怜佑さんは「炎天下で動力散布機を背負っての追肥や防除、毎日6時起きで田の水管理、毎週行う畔の草刈りが大変でした。夏の猛暑やカメムシの被害などで米の収量は例年より少なくなりました」と話します。
今年は全国で販売し、県内では15の酒店で取り扱われます。



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