【萩】「萩相島スイカ」出荷始まる
2024.06.11
JA山口県萩統括本部西瓜(すいか)部会は5月29日、萩市の萩市相島多目的集出荷場で特産の「萩相島スイカ」の出発式を開き、約600玉を県内市場へ出荷しました。生産者や行政、市場、JAなど約30人が出荷を祝いました。
「萩相島スイカ」は、約50年前から栽培され、現在8戸の部会員が約4ヘクタールで栽培しています。圃場は石垣を積み上げた段々畑で水はけがよく、日本海の潮風を受け温暖な気候を利用して、1株1果どりによる甘い大玉スイカの栽培に取り組んでいます。特有のシャリ感と甘さが優れ、2016年には「やまぐちブランド」に登録されました。県内スイカ出荷量の約5割を占め、本年産は、8月上旬まで2万玉、5千万円の販売を目指します。
同部会の古屋浩部会長は「春先の長雨で着果に苦労したが、昼夜の寒暖差が大きく、例年よりひとまわり小さいが糖度は高い。相島のスイカを是非味わって欲しい」と自信を見せました。