【下関】特産「豊田梨」選果スタート 県産梨をPR
2024.08.23
下関市の豊田梨協同出荷組合は8月上旬、特産「豊田梨」の選果を始めました。玉太りと糖度も良好で、9月下旬頃まで約270㌧の出荷を目指します。選果では、内部品質センサーを使用。内部障害を検出し、障害果を取り除き、品質の良い果実を出荷します。
同組合は18戸が約15㌶で、やまぐちブランド「下関豊田の豊水」や「幸水」「二十世紀」など6品種を栽培しています。観光梨狩りも行っており、直売所や道の駅などで販売されます。
また8月中旬から梨を主体とした販促を実施するにあたり、県産農林水産物サポーター13人が梨農園と選果場を訪れ、今年の梨の生育状況や品種ごとの味の特徴などを学びました。今後はスーパーなどで「豊田梨」の試食販売などPR活動を行います。
同組合長の山野重慈さんは「今年もおいしい梨が出来た。色々な品種を食べ比べてほしい」と話しました。県ぶちうまやまぐち推進課の久村和行さんは「生産者、販売店と協力し、県産梨をPRしていきたい」と意欲を見せました。

梨を選果する組合員