【防府とくぢ】出穂期種子圃場審査
2024.09.04
JA山口県防府とくぢ統括本部北部営農センターと山口農林水産事務所とJA全農(山口米穀事業所)・山口県米麦改良協会は8月20日、山口市徳地地区できぬむすめ採種圃場の出穂期審査を行いました。この日は3班に分かれて圃場に入り、異品種・異形株の除去を行い、抜き取った株数と原因を圃場ごとに確認しました。
審査の結果不合格となった圃場はなく、生育は良好でした。水稲種子は水稲生産の原点であり、水稲種子の良否は水稲農家の収益に大きく影響します。今後も関係機関と連携して優良種子を生産し、契約数量の目標達成を目指します。
防府とくぢ種子生産部会を担当する蔵田翔指導員は「今年はいもち病やカメムシ等の被害が不安であったが、種子生産者の防除協力により被害を抑えられた。良好な水稲種子が出来そうで一安心。刈取りまでもう少しであるが、一層気を引き締めて指導に努めたい」と話しました。