地域情報 美祢統括本部

【美祢】トビイロウンカ対策に関する要望書を美祢市長に提出

2020.10.09

10月8日、美祢市役所で美祢統括本部の河野一成本部長、重本定男理事、田原茂理事、西山宏幸営農経済部長がトビイロウンカ被害に係る要望書を美祢市の篠田洋司市長に提出しました。
今年は梅雨前線が長く居座り、中国等でのウンカ発生も多かったことから、例年より早く日本にウンカが飛来。水田の一部に穴があいたように稲が枯れる局部的な「坪枯れ」のみならず、水田1面が枯れる「全面枯れ」も多く発生し、美祢市の農業に壊滅的な被害をもたらしました。
美祢統括本部では、ウンカ被害による収穫量の激減、品質低下、これから収穫する晩生品種への被害拡大や、収入激減による米生産農家の経営危機、集落営農法人等の生産意欲の減退を懸念。美祢市の基幹産業である農業が継続出来るよう、被害田に対して各分野にわたる総合的な対応・支援について美祢市に要請をしました。
意見交換では、JAの役員がウンカの被害状況を報告し、「山口県は美祢を含む西部地区においてウンカの被害がひどく、美祢市に関しては全体の38%が被害にあっている。対応をお願いしたい。」と訴えました。
篠田市長は被害に触れ、「可能な限り支援はしていかなければならないと考えている。山口県、美祢市、JAが情報共有・意見交換を行いがながら進めていきたい。」と話しました。

(左から)田原理事、重本理事、河野本部長、篠田市長

意見交換会の様子

被害の様子


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