【美祢】美祢産はだか麦エール誕生
2023.08.30
美祢市は山口県内最大の裸麦の産地で、今年も274tの生産量を見込んでいますが、現在は加工方法が味噌や麦茶に限られています。
2020年度よりJA山口県美祢統括本部、美祢市農林課、美祢農林水産事務所で構成する「美祢市はだか麦需要拡大プロジェクト」を発足し、新たな需要に繋がる新商品開発やPR活動を行っています。趣旨に賛同した美祢観光開発株式会社が、クラフトビール「はだか麦エール」を開発し、醸造は周南市の「スカイホップブルーイング株式会社」に依頼。裸麦90㎏を同JAが提供し、500ℓのビールが完成しました。8月18日には篠田洋司美祢市長へ報告を行いました。
8月19、20日に、美祢市の道の駅おふくで「なつぞらビアマルシェDelight Beer Garden」が開かれ、はだか麦エールを販売しました。
来場者からは「クラフトビールは癖のあるものが多いが、苦味もコクもあり、のど越しが良い」と好評でした。会場では裸麦のおにぎり、裸麦スパイスのフライドチキン等も販売し、多くの来場者で賑わいました。
はだか麦エールは道の駅おふくで1本330mℓで680円で販売中です。