食農教育
防府とくぢ統括本部
防府とくぢ統括本部では、「ちゃぐりん農園」を開催しています。 種まきから収穫するまでの農業体験を通じて、食と農のいのちの大切さを学ぶことを目的とした、小学生および中学生を対象とした農業体験教室です。 今年度の活動内容、日時等は決まり次第ホームページ等でお知らせします。
「ちゃぐりん」名前の由来
JAグループ家の光協会では昭和39年、農家の子ども向け月刊誌として『こども家の光』を創刊し、その後『こどもの光』に誌名を変更いたしました。 さらに、創刊30年となる平成5年に読者から誌名を募集し、英語のChild(こども)、Agriculture(農業)、Green(みどり・自然)を合成した現在の『ちゃぐりん』が誕生しました。 ちなみにAgriは耕す、Cultureは文化という意味です。
ちゃぐりんの目的
親子での農業体験を通して「安全安心な農産物つくり」および「農業生産の重要性」を理解してもらうことを目的に平成15年度より親子参加型の「ちゃぐりん農園」を開校致しました。 学校の完全週5日制が実施され総合学習が展開されております。
こうした状況のもと、土曜休日を利用して親子で農業を体験していくことがJAにとっても、地域に貢献するという役割を果たすとともに次世代の子供たち、また消費者である保護者に農業・農協への理解を深め、関心を持っていただく ということからも、大きな意味を持つと考えます。
現在の農業は大量生産・大量廃棄という状況で、また輸入農産物があふれ、季節を代表する野菜の感覚が失われつつあります。「旬の味を味わってみよう」というテーマは、大地が与えてくれた命である野菜本来の味を子供たちに味わってもらいたいということで取り上げました。食べ物を作り出す農業の大切さと、 農産物をモノとして見ることなく、大地が育んでくれた命を分けてもらって生きていることを子供たちに理解してもらいたいという思いで、この「ちゃぐりん農園」を始めました。