おすすめの農産物情報

びわ

画像:びわ

びわは初夏の訪れを告げる果実です。日本にも自生していたとされますが、江戸時代、中国から伝わった品種をもとに栽培が本格化しました。当時は、食中毒の予防にと、びわの葉を煎じたものを売る「枇杷葉湯売り」が夏の風物詩だったほど、広く漢方薬や民間療法として役立てられてきました。
種が大きく食べる部分が少ないと思われがちですが、実は食べられる部分の割合はバナナとほぼ同じで70%近くが可食部です。さらに近年では、大玉で甘みの強い品種や、種なしの品種も開発されています。
皮をむくときは、軸の方をもち、お尻からむくと、キレイにむけます。

旬の農産物情報

  • 記事はありません

栄養

カロテンが豊富に含まれているため、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病予防や、ガン予防の効果が期待できます。ポリフェノールの一種クロロゲン酸にもガン予防の効果があるとされています。

選び方

画像:販売風景

果実にうぶ毛があり、軸がしっかりしているものを選びましょう。
果皮に傷がなく、透き通ったような鮮やかなオレンジ色のものを選ぶとよいでしょう。

保存方法

常温で保存して、早めに食べ切りましょう。
冷やす場合は、食べる2~3時間前がおすすめです。